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平成25年度バイオエキスパート研究体験シリーズ開催予定プログラムと開催日

今年度のバイオエキスパート研究体験シリーズの申し込みはこちらから

申し込み受付開始は、5月開催プログラムが平成25年3月1日から、6月開催プログラムが4月1日からを予定しています。

開催日 番号 プログラム名
(定員)
内容 担当
研究室
5月11日 1 タンパク質のバイオインフォマティクス/分子動力学シミュレーション最前線:スパコンを使ってみよう(10名) コンピュータを用いたタンパク質の研究の最前線を、バイオインフォマティクスによる解析と分子動力学シミュレーションの実行を通して、体験していただきます。 数千原子からなる巨大なタンパク質分子のダイナミックな動きを、横浜市大鶴見キャンパスにあるスーパーコンピュータを実際に使って再現し、三次元グラフィックスで観察してみましょう。 生命情報科学研究室
2 腸管免疫と腸内細菌(10名) 腸内常在菌や病原菌に対する宿主の粘膜免疫系による生体応答メカニズムの一旦に触れることを目的とします。
1)病原菌感染時の宿主腸管上皮細胞の免疫応答を遺伝子レベルで観察
2)腸内環境の変動に伴う腸内細菌叢の変化を観察
3)粘膜免疫応答を開始するために重要なM細胞と、その後の免疫応答誘導組織であるパイエル板の免疫組織学的観察
免疫生物学研究室
5月18日 3 原子の解像度でわかるタンパク質の構造と機能―タンパク質のX線結晶構造解析―(10名) タンパク質や核酸分子は適切な立体構造をとることで機能を発現します。分子の構造は機能と密接な関係があり、それを解明するのが構造生物学であり、その手法の一つがX線結晶構造解析です。本講座ではタンパク質結晶を観察し、結晶構造解析を体験します。 構造生物学研究室
5月25日 4 新しい薬剤開発のためのタンパク質X線結晶構造解析(6名) 私たちのグループは、抗菌剤のターゲットとなる病原菌やウィルスのタンパク質の詳細な立体構造を解明して、新しい抗菌剤設計のための情報を提供しています。今回の体験コースでは、
1.実体顕微鏡を使ってタンパク質結晶を観察する。
2.X線装置を使ってタンパク質結晶にX線を照射し、回折イメージを撮影する。
3.データ解析用ソフトウェアを使ってX線回折イメージを解析したり、3D立体視メガネでタンパク質立体構造グラフィックを観察する。
など、当研究室の装置類を実際に操作していただいて、タンパク質X線結晶構造解析のための最先端の研究環境を実感していただきます。
構造創薬科学研究室
5 体験!NMR(核磁気共鳴分光法)によるドラッグ・ディスカバリー(10名) NMR は超伝導磁石による強い磁場中に置かれた原子核が電磁波と相互作用することを利用した分光法です。NMRはタンパク質や核酸などの生体高分子の立体構造や、分子運動、分子間相互作用の解析に用いられています。この体験では実際にNMR装置に触れ、最近注目されている手法:薬剤候補となる低分子化合物のスクリーニング方法、及びターゲットタンパク質との結合部位の同定方法を紹介します。 構造エピゲノム科学研究室

機能構造科学研究室
6月1日 6 イオン濃度を測る−蛍光計測(5名) 生体内にはカルシウムやマグネシウムなど様々なイオンが生命機能に重要な役割を果たしています。細胞内のイオンの濃度を検出するイオンセンサーの 開発により、イオンの生体内情報伝達における役割などいろいろな仕組みがわかってきました。この体験では様々な蛍光色素や蛍光タンパク質を用いてイオンの 濃度を測定します。 生体機能医科学研究室
7 転写―遺伝情報を取り出すしくみ―(10名) 適切な発現を指令するゲノム上の暗号(塩基配列)を改変し、その結果起こる変化を観察することで、目に見えない不思議な転写の「しくみ」を皆さんと一緒に探ってみたいと思います。 分子細胞医科学研究室
6月8日 大学院入試説明会
6月15日 8 質量分析法によるタンパク質の翻訳後修飾解析(6名) 近年のプロテオミクス技術の発展により、タンパク質の同定が迅速に行われるようになりました。多くのタンパク質は単に翻訳されたのみでは機能せず、リン酸化やアセチル化、糖鎖付加、酸化修飾といった翻訳後修飾を受けることにより酵素活性やタンパク質間相互作用のような生理機能を発現します。このようなタンパク質の翻訳後修飾の解析においてもプロテオミクス技術は多大な威力を発揮します。本コースでは、細胞内シグナル伝達に重要な役割を果たしているタンパク質のリン酸化に注目し、タンパク質混合物の中からリン酸化されたタンパク質のみを精製・濃縮し、質量分析装置を用いてどのタンパク質のどの部分にリン酸基が結合しているのか観察します。 プロテオーム科学研究室
9 分子の目から見た生態系の環境応答
(10名)
近年、様々な環境における生物の振る舞いを生態系レベルで解明する事が期待されています。本講座ではモデルとなるミニ生態系の環境応答を生物群集構造・遺伝子応答・代謝変動などの面から解析する手法を紹介し、生態系の環境適応を包括的に観測します。 生命分析科学研究室