第5回よこはまコロキウム(はまコロ)開催報告
・演者:Davide Floris博士(Department of Structural Biology, Max Planck Institute of Biophysics)
・タイトル:Electron cryo-tomography: from protein denaturation to plant plastid bioenergetics
( 電子線クライオトモグラフィー:タンパク質の変性から植物プラスチドの生体エネルギーまで)
・タイトル:Electron cryo-tomography: from protein denaturation to plant plastid bioenergetics
( 電子線クライオトモグラフィー:タンパク質の変性から植物プラスチドの生体エネルギーまで)
講演要旨
電子を直接検出する技術の登場により、凍結水和試料を用いた透過電子顕微鏡法(クライオ電子顕微鏡法;Cryo-EM)は、「分解能革命」と呼ばれる画期的な変化を遂げました。巨大な高分子集合体や膜構造をその場で観察する電子線クライオトモグラフィー(Cryo-ET)は、構造生物学の主要な技術となりつつあります。
本発表では、小規模な現象の記述から複雑な生物学的システムの描写にいたるまで、さまざまな課題をどのようにCryo-ETで達成できるかに焦点を当てます。
講演の前半では、トモグラフィーを使って、空気との相互作用によって単一のタンパク質複合体がどのように変性するかを可視化し、
分子レベルで起こるイベントを探ります(D'Imprima, Floris, et al.eLife, 2019)。
講演の後半では、葉緑体前駆体のトモグラフィー解析により、その本来の膜構造の新しい詳細が明らかになり、
37kDaの膜光酵素のin situ構造決定につながった成果を紹介します(Floris and Kühlbrandt, NaturePlants, 2021)。
(www.DeepL.com/Translatorでの翻訳を元に改変)
本発表では、小規模な現象の記述から複雑な生物学的システムの描写にいたるまで、さまざまな課題をどのようにCryo-ETで達成できるかに焦点を当てます。
講演の前半では、トモグラフィーを使って、空気との相互作用によって単一のタンパク質複合体がどのように変性するかを可視化し、
分子レベルで起こるイベントを探ります(D'Imprima, Floris, et al.eLife, 2019)。
講演の後半では、葉緑体前駆体のトモグラフィー解析により、その本来の膜構造の新しい詳細が明らかになり、
37kDaの膜光酵素のin situ構造決定につながった成果を紹介します(Floris and Kühlbrandt, NaturePlants, 2021)。
(www.DeepL.com/Translatorでの翻訳を元に改変)
2021年12月6日(月)午後6時より、第5回よこはまコロキウム「はまコロ」がオンライン上で開催されました。
本学学生・教職員や、理研を含む研究機関の研究者ら30名以上の方々の参加のもと、
講演とディスカッションが行われました。
講演には、ドイツ・マックスプランク生物物理研究所で先月博士号を取得したDavide Floris博士をお招きし、
「電子線クライオトモグラフィー」をテーマにお話をいただきました。
その後、質疑応答が行われ、最先端技術の実際に関する様々な議論が繰り広げられました。
鶴見キャンパスでは、サイエンスを語って楽しめる場をみなさんで共有するために
「はまコロ」を今後も開催していく予定です。
本学学生・教職員や、理研を含む研究機関の研究者ら30名以上の方々の参加のもと、
講演とディスカッションが行われました。
講演には、ドイツ・マックスプランク生物物理研究所で先月博士号を取得したDavide Floris博士をお招きし、
「電子線クライオトモグラフィー」をテーマにお話をいただきました。
その後、質疑応答が行われ、最先端技術の実際に関する様々な議論が繰り広げられました。
鶴見キャンパスでは、サイエンスを語って楽しめる場をみなさんで共有するために
「はまコロ」を今後も開催していく予定です。