生命医科学研究科 修士1年 菊地杏美香さんが、第45回分子生物学会にてScience Pitch Awardに選出!
2023.01.04
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- 研究
- 学生の活躍
数多くの発表演題の中から、受賞の快挙。
生命医科学研究科 構造生物学研究室 修士1年の菊地 杏美香さんが、2022年11月30日(水)から12月2日(金)に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催された第45回 日本分子生物学会(日本生物物理学会 共催)において、「細胞運命を決定するタンパク質DNMT1の活性制御機構」について発表し、Science Pitch Awardを受賞しました。
このScience Pitch Awardは、数多くの演題の中よりスコアの高い60演題に送られる賞です。さらに、受賞演題のうちスコア順でトップ20演題の中から8演題に授与される「EMBO Science Pitch Prize」も見事受賞となりました。
このScience Pitch Awardは、数多くの演題の中よりスコアの高い60演題に送られる賞です。さらに、受賞演題のうちスコア順でトップ20演題の中から8演題に授与される「EMBO Science Pitch Prize」も見事受賞となりました。
論文著者
生命医科学研究科 修士1年
構造生物学研究室所属
菊地 杏美香さん
指導教員:大学院生命医科学研究科
生命情報科学研究室 有田恭平 教授
(https://researchmap.jp/read0146480)
発表題目
Structural basis for activation of DNMT1
(和訳:細胞運命を決定するタンパク質DNMT1の活性制御機構)
生命医科学研究科 修士1年
構造生物学研究室所属
菊地 杏美香さん
指導教員:大学院生命医科学研究科
生命情報科学研究室 有田恭平 教授
(https://researchmap.jp/read0146480)
発表題目
Structural basis for activation of DNMT1
(和訳:細胞運命を決定するタンパク質DNMT1の活性制御機構)
今回受賞した論文の研究内容については、受験生ポータル「ヨコ知リ!」でも特集していますので、ぜひご覧ください。
本受賞について、菊地さんと指導教員の有田先生からコメントをもらいました。
受賞者:菊地杏美香さんのコメント
この度は、数ある発表演題の中からこのような賞をいただけましたこと、大変嬉しく思います。研究について熱心にご指導くださいました有田教授をはじめ、プレゼン資料や発表練習に何度も丁寧にアドバイスくださった構造生物学研究室のみなさま、そして支えてくれた友人、家族に心より感謝申し上げます。さらに、学部1年次から研究発表を行う機会を与えてくださった、理数マスター育成プログラムの関係者のみなさまにも心より感謝申し上げます。今回の発表では、3分という限られた時間の中で、いかに専門外の方にもわかりやすく、そして自分の研究の面白さを伝えられるかについて特にこだわり準備しました。本番は非常に緊張しましたが、これまでたくさん練習してきたことや、多くの方々に支えられてこの場に立っていることを思い返し、研究内容と研究に対する情熱を伝えることができました。本学会での貴重な経験を活かし、今後も一層研究に励んでまいります。
指導教員:有田教授のコメント
ブラボー! bravo!
おめでとう!日本分子生物学会年会は参加者が非常に多い大規模学会です。3日間の学会期間中に2000演題を超えるポスター発表がありました。菊地さんは、2022年11月にNature communications誌に掲載された研究成果を発表しました(https://twitter.com/YCU_koho/status/1599629638698881025)。サイエンスピッチでは約600人が発表し、厳正な審査のもとで見事上位60名に選出され、MBSJ2022 Science Pitch Awardを獲得しました(年会長のtwitter, https://twitter.com/tatsuofukagawa1/status/1605881951541268480)。さらに、その中から上位8名に与えられるEMBO Science Pitch Prizeも受賞しました。博士課程・ポスドク・助教が含まれるハイレベルな争いの中から、修士課程1年生の菊地さんがこのような賞に選出されたことは特筆すべき事です。理数マスターを通した研究の基礎体力とプレゼンテーション能力の向上が大きく貢献したと思います。横浜市大の理数マスターもブラボーです。菊地さんの今後のさらなる活躍を期待すると共に、横浜市大を牽引する学生として成長することを楽しみにしています。
おめでとう!日本分子生物学会年会は参加者が非常に多い大規模学会です。3日間の学会期間中に2000演題を超えるポスター発表がありました。菊地さんは、2022年11月にNature communications誌に掲載された研究成果を発表しました(https://twitter.com/YCU_koho/status/1599629638698881025)。サイエンスピッチでは約600人が発表し、厳正な審査のもとで見事上位60名に選出され、MBSJ2022 Science Pitch Awardを獲得しました(年会長のtwitter, https://twitter.com/tatsuofukagawa1/status/1605881951541268480)。さらに、その中から上位8名に与えられるEMBO Science Pitch Prizeも受賞しました。博士課程・ポスドク・助教が含まれるハイレベルな争いの中から、修士課程1年生の菊地さんがこのような賞に選出されたことは特筆すべき事です。理数マスターを通した研究の基礎体力とプレゼンテーション能力の向上が大きく貢献したと思います。横浜市大の理数マスターもブラボーです。菊地さんの今後のさらなる活躍を期待すると共に、横浜市大を牽引する学生として成長することを楽しみにしています。